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モコログ

2018.09.24 Mon

本棚紀行【案内人編②】森 晃一さん

どんな「本」が好きですか?

みなさんはどんな本がお好きですか?

一口に「本」と言っても、そのジャンルは様々!

小説やエッセイといった文芸書は言わずもがな、雑誌も「本」。写真集も「本」。

そこからさらに、例えば小説だと【SF・ミステリー・ファンタジー・歴史・・・】と細分化されていって。

おっと、早くも気が遠くなってきました。笑

本って本当に幅が広いですよね!

わたしは小説が好きでよく読みますが、「ゆっくりしたいからこの本」「どっぷり浸りたいからこの本」と、

その時のシチュエーションや気分に合わせて、1日の中で読む本が変わることもしばしば。

移り気なんでしょうか?笑

そんな移り気なわたしが、一番長く趣味として楽しんでいるのが「読書」です。

本当に飽きない!!!

ビジネス書が苦手

本って飽きない!本が好きです!と書いておいて何なんですが、実はビジネス書が苦手です…泣

苦手、というより読まず嫌いでしょうか。

ビジネス書って、同じテーマについての本が、異なる作者・出版社からたくさん出版されていますよね。

どれがいいのか…なんて考えながら、あっちこっち見て回るうちに、

一体どこから手をつければいいのか分からなくなって、悲しいかな苦手意識だけが残ってしまいました。

なんでも、どこからでも、まず読んでみればいいんですけどね…うーん。

そんな、わたしの苦手意識を見透かしたかのように手を差し伸べてくれたのが、

赤色のシールが貼ってある本の寄贈者、森 晃一さんでした!

ご本人曰く「お昼頃moccoに現れ、美味しい500円ランチを探し求め姫路駅周辺をさすらっている人」とのこと!

いつもパワフル&チャーミング。それでいてどっしりと安心感のある空気を纏っていらっしゃいます。

森さんは、こんな方!

イラスト:ブドウちゃん【姫路の種編集長・似顔絵師・ライター】

 

苦手意識があるものって、どうしても構えてしまって「最初の一歩」を踏み出すのが難しいですよね。

でも不思議なもので、苦手なものに親近感を持つことができると、少しずつ慣れていけるような気がします。

moccoライブラリーは、寄贈してくださった方の顔が見える、直接話を聞ける。

苦手だったビジネス書について、森さんからお話を聞かせてもらっているうちに、

いつの間にか、「次はあの本を読んでみようかな」なんて思えるくらいになって、

本屋さんや図書館に行った時にも、小説だけに留まらず、色んなジャンルの本を手に取るようになりました!

以前に比べると、興味を持つジャンルが大幅に広がった気がしています。

「直接、触れる」 いいかもしれません!

 

バイブル本

そんな、本に「直接、触れる」イベントが先日行われたことを、ご存知でしょうか?

2018年5月28日にmoccoで行なわれたイベント「本のめぐりvol.1〜人を動かす/D・カーネギー編〜」です。

このイベントで、森さんにはスピーカーとして本をご紹介いただきました。

「人を動かす/D・カーネギー」は、

多くの方々にとって、ビジネスの、人間関係の、そして人生の【バイブル】となっているんですが、

そんな各分野についての【バイブル】とも言うべき本が並んでいるのが、森さんの本棚です!

マーケティング/儒教/物理学/広告コピー/英語/… 様々なテーマ・ジャンルの本が、ギュッとこの一箇所に。

この分野についてはこの一冊!これは押さえておきたい!といったテッパン本ばかりですので、

新しく何かを学んだり、興味のある分野があれば、まず、手始めに読んで見るといいかもしれません♪

一部、ご紹介。「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」、森さんの本棚で知って面白かったので買っちゃいました◎

また、森さんの本には「書き込み」や「マーカーを引いた箇所」がたくさんあります。

本の持ち主が、「何に関心を持ったか」「重要だと思った部分はどこか」など、

新しい本や図書館で借りた本では知りえない情報も盛りだくさん!

ぜひ探してみてくださいね!

あなたにとって「本」はどんな存在ですか?

ここで、前述したイベント「本のめぐり」の際に森さんがお話ししてくださった内容を少しご紹介。

   「あのとき、この本と出会っていたなら、人生変わっていただろうに・・・」
そう思うことが度々ある。
あるいは、「この本があったから、今の私があるのだ」としみじみ振り返る本もある。
読む前と、読んだ後とで、周囲がまるで違ったように見えたり、
考え方や行動がまるっきり変わってしまうような本がある。
それから、自分自身の憧れというか、夢というか、心の奥底、
魂が求めているものを垣間見せてくれる本もある。
目標とすべきものがあるし、最低限知っておくべき基準がある。
それを知る上でも、本は貴重だ。

―moccolog「『本のめぐりvol.1 みんなでシェアする、学びの時間』を開催しました!」より

あなたにとって「本」ってどんな存在ですか?

それでは最後に森さんからひとこと

「『読むだけ』ではなく、ぜひ『実践』してみてくださいね!」

実践がんばります!

この記事を書いた人

野村綾音

mocco姫路店長・mocco加古川シニアマネージャー 姫路生まれ姫路育ち。 moccoがあんまり心地良いので、お休みの日も利用していたりします。黒髪&眼鏡がトレードマークですので、お気軽にお声掛けください!