2022.04.25 Mon
【mocco加古川にて兵庫大学現代ビジネス学部様のSOTO-MANABI授業が行われました】
・SOTO-MANABIとは
兵庫大学現代ビジネス学部では、地域や企業などの現場に赴き解決力やコミュニケーション力、ビジネスの視点を養うことで、実在する課題に地域自治体や企業と取り組むPBL(プロジェクト型学習)を行っています。
授業のスタートは、mocco加古川のオーナープロデューサー梶原による講演。コワーキングスペースが利用する人や地域にとってどのような役割を担っているのか、mocco姫路からmocco加古川のオープンに至るまでの約9年間の経緯、そして加古川での1年間の振り返りを通して今後の目標などを聞き、経営のやりがいや難しさを学びました。
その中で、「誰もやりたがらないことを率先して取り組むことで、みんな喜んでくれることこそmoccoの存在意義!」という言葉がありました。これは大学生にとって“mocco”の部分を“SOTO-MANABIでの活動”に置き換えることでよりこの学習への意欲に繋がるように感じました。
そして、講演と同時にイラストを交えながら講演内容を可視化するグラフィックレコードをしてくださった、“あーちゃん”こと三名あたしさん。サラサラとイラストを描きながら1枚の模造紙に要点をまとめる姿に大学生たちも釘付けでした。
講演の後にコワーキングスペース内を見学、そして梶原からmoccoの課題としてお題を提示され、グループスタディが始まります。
①スペース内にあるキッチンの稼働率をどうやって上げるか
②情報をどう顕在化し、共有し、場所の利用や新しいビジネスにつなげるか
これらの課題解決に向けた案をグループで話し合います。
そしてグループごとに解決案を発表。アイスクリームをキッチンで製造し大学で販売する案や、こども食堂をひらく案など、どのグループも短時間で考えたとは思えないほど、提案したアイデアの目的や対象がしっかりと考えられていました。
今回の“SOTO-MANABI”では、大学生にとって自ら足を運んでフィールドワークを行うことで、教室での学びに加えてよりリアルに刺激を受けながら学習することができ、私たちmocco加古川にとっては大学生の利用者・運営側と両者の観点から考えられた多彩なアイデアを聞くことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました!
この出会いを大切に、大学生たちが考えてくれた案を一緒に実現していけるよう私たちmoccoスタッフも頑張りたいと思います!