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モコログ

2018.05.29 Tue

「本のめぐりvol.1 みんなでシェアする、学びの時間」を開催しました!

こんにちは、スタッフのあさみんです。

5月28日(月)に、イベント「本のめぐりvol.1 みんなでシェアする、学びの時間」を開催しました。

moccoライブラリー*に提供いただいた本をテーマに開催したイベントです。
今回は、その模様をお送りします!よろしければご覧ください^^

(moccoライブラリー*は、4月からmoccoで始まった、みんなの本を、みんなでシェアして交流するコーナーです。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。)

「本のめぐり」って何?

まずは「本のめぐり」とはどんなイベントなのか、簡単にご紹介します。

「本のめぐり」では、スピーカーをお迎えして、moccoライブラリーの中から厳選したおすすめの一冊にまつわる出来事や想いなどをみんなでシェアします。一人で読むよりも、深く本を味わい学ぶことができるイベントとなっています。

ちなみに、「本のめぐり」というイベント名は私が考えました。「ご紹介いただいた本がイベントを通じてより多くの人の手に渡って欲しい。本がめぐるうちに想いやエピソードが共有されて深みが増し、つながりが生まれればいいなあ。」という意味を込めて付けました。

開催第1回目の本はこちら
デール・カーネギーの「人を動かす」

人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる不朽の名著と言われています。一度は手にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

スピーカー:森晃一さん

スピーカーは森晃一さんです。
物心ついたときに親しんだ絵本から始まり、外国語で書かれた専門書に至るまで、これまでなんと、延べ4000冊の本を読んでこられたそうです。

森さんは、「これまでの本との出会い」や「本を読むということ」についてお話してくださりました。
一部ご紹介します。

“「あのとき、この本と出会っていたなら、人生変わっていただろうに・・・」そう思うことが度々ある。
あるいは、「この本があったから、今の私があるのだ」としみじみ振り返る本もある。
読む前と、読んだ後とで、周囲がまるで違ったように見えたり、考え方や行動がまるっきり変わってしまうような本がある。
それから、自分自身の憧れというか、夢というか、心の奥底、魂が求めているものを垣間見せてくれる本もある。

目標とすべきものがあるし、最低限知っておくべき基準がある。
それを知る上でも、本は貴重だ。”

「人を動かす」とはどういう本か?

デール・カーネギーとの出会いに始まり、森さんが経験された「人を動かす」を取り巻く数々の素敵なエピソードをお話してくださりました。
個人的に私がすごい!と思ったのは、”大学時代のクラスメート”のお話です。

とにかく何でも仕切りたがる、リーダータイプの人だったのですが、決して嫌味がなく、人望が厚かったそうです。
しかし、高校時代は周りをまとめる役に当たった時は孤立していたと言います。
「なぜ変わることができたのか?」と問うと
「高校時代、人を動かすの目次をコピーして朝学校に行く前に毎日読んでいた」というのです。

本の持つ力の大きさをすごく感じました。そして、単に読むだけではなく、徹底的に実践して行くことの重要さを学びました。。。

「人を動かす」は多くの著名人に称賛されていて、世界の一流どころが読んでいる本だそうです。
大人としてのバイブル。
”この本を持っているか、持っていないかが判断の一つの基準となると言えるほどの一冊”という言葉が印象的でした。

目次を読む

「人を動かす」の全体像を把握するために、みんなで目次を読みました。
一人一章ずつ、順番に声に出して読み上げます。

1.人を動かす三原則
2.人に好かれる六原則
3.人を説得する十二原則
4.人を変える九原則

「人の立場に身を置きましょう」「批判も非難もしない。苦情も言わない」など、
一般的によく言われていること、当たり前だと思う内容のようですが、頭ではわかっていてもいざ実践するとなるとなかなか難しいものです。。。

この当たり前のように思えることを、意識的に習慣づけて徹底している人こそが“一流”と呼ばれる一握りの人なのだと思いました。

実践するにはどうすべきか?

参加者みんなで、自分の経験談や感想を言い合います。

「自分はこういう風にやっている」
「こんな状況の時にこの一節を読んで実践したことで上手くいった」
「こんなことに悩んでいるが、どうすればいいか」

森さんは、「そんな時はこの本を読んだらいいよ」とおすすめしてくださります。

時にはホワイトボードを使って説明したり、
また本に戻って、一節を読んだりしました。

「人を動かす」に書かれている内容に触れて行く中で、声に出してカーネギーの言葉を読みあげたり、実体験を話したりするのは楽しかったです。

みんなの前で声に出して本を読むのは久しぶりで、なんだかちょっとくすぐったい気持ちになりました。笑

おわりに

今回参加して、私ももっともっと勉強して自分を磨かなければと思いました!

「読書会」というと参加者もおすすめの本を持ち寄って紹介するのが多いイメージがありますが、1冊の本を中心にじっくりと深めて、実生活に活かせられるような話をお互いにできるというところが、コワーキングでやるイベントならではでいいなと思いました。次回もすごく楽しみです♪

ご参加いただきました皆様、そして森さん、ありがとうございました!

おしまい。

この記事を書いた人

岑田安沙美

徳島県吉野川市出身で、大学進学を機に姫路へやってきました。休みの日は家でゴロゴロしたり、映画をみたりするのが好きです。気軽に話しかけてみてください^^