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「地方創生」をまとめてみた。その12017年8月6日

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こんにちは!スタッフのあさみんです。
前回書いた、「地域活性化」を学ぶ大学の選び方の記事が、思ったより周りからの反響がよかったので、これから地域系をせめていこうかな~と思案中です。

さて、今回は「地方創生」についてです。

あんまり深いところまで書くとボロが出そうなので、
やんわーり、こんな感じーと、雰囲気で書いていきたいと思います(笑)

「地方創生」のはじまり

最近よく耳にする「地方創生」という言葉。

すごくわかりやすく良心的に解説をしてくれているサイトを発見したのでご参考にどうぞ
イラストでわかる「地方創生」

「地方創生」が現在のような大きな動きとなったきっかけは、
2014年5月の自治体消滅論、いわゆる“増田レポート”がきっかけだったと思われます(‘ω’)

“増田レポート”
これも一時期よく聞いたフレーズです。

そもそもこの増田氏。いったいどういうお人なのかと言うと、
元岩手県知事、元総務大臣であり、最近では2016年東京都知事選挙に立候補していたことでも注目を浴びました。政治家さんです。

さらに日本創生会議 人口減少問題検討分科会の座長さんだそうです。
だからこそ、「地方創生」には “増田レポート”の内容がかなり反映されているというわけです。
ということで、これが増田寛也編著の世間を騒がせた本。

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増田寛也(2014)『地方消滅【東京一極集中が招く人口急減】』中央公論新社

ででーん!っと表紙に「地方消滅」の文字が…!

これまで
「人口が減ってる!少子高齢化!」
「地方が過疎化してて大変だ!」

ということは以前から言われていたにも関わらず、
なぜこの本があれほど世間を騒がせたのか。

それは、今後消滅する可能性がある自治体を、名前をあげて発表したからです。

本の最後に、日本全国の自治体の名前と共に、数値をもって
「あなたの町、このままだと消滅しますよ~」リストを作成しているわけです。

簡単に言うと「地方に危機感を持たせるため」に自治体名をあげたようですね。

思惑通り、「このままじゃダメだ!!」と一念発起して頑張る地域が生まれたかもしれません。

でも、これまでギリギリのところで踏ん張って、長年まちおこしに奮闘してきた地域の人たちには
「あなたの町、このままだと消滅しますよ~」という文句はかなり酷ですね…。
心が折れてしまった地域もあるかもしれません。

しかしこれもまた、意図されていたことなのかも。。。

農山村は消滅しない!!!!

2014年、上記の本が出版された同じ年に、真向から対立する
小田切徳美先生の「農山村は消滅しない」が出版されました。

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小田切徳美(2014)『農山村は消滅しない』岩波新書

小田切徳美 先生は大学教授で、農政学・農村政策論等を専門に研究されています。
どこよりも早く過疎化、高齢化と切実に向き合ってきた農山村の現場を、とことん歩いて回っておられる研究者です。

この本では、世の中が「地方消滅論」をどのように受け止めているのかを3点に整理しています。

・農山漁村を「たたむ」必要があるとする者
・これを好機と捉え、従来とは違う次元で制度改正をしようとする者
・どうせ消滅するならあきらめるという者

また、自治体消滅論の根拠となっているデータの甘さを指摘し、
近年増加している都市部からの地方移住の動きも主張されています。

次回予告

前置きだけで結構な分量になってしまいました(笑)
なので、数回にわたって書いていきたいと思います。

次回もこの2冊の本を参考に、国が目指している日本の姿なんかについてざっくりと紹介できればなあと思います。

お楽しみに~(^_^)/~

岑田安沙美

この記事を書いた人:岑田安沙美

姫路の大学4年生です。徳島県吉野川市出身で、大学では地域コミュニティのことを勉強しています!休みの日は家でゴロゴロして、映画をみたりするのが好きです。moccoには土日・夜入っていることが多いです。気軽に話しかけてみてくださーい|ω・)